空き家の不法占拠(スクワット)
- 石川 靖
- 2017年11月18日
- 読了時間: 1分
西門大通り沿いにある3階建ての建物。建物1棟まるまる空いている雰囲気ですね。3階が目、2階が口のように見えてきます。一度ぞう思い込むともう人の顔にしかみえません!特に2階の窓にはカーテンがかかっていて、そのカーテンはまるで歯がならんでいるかのようにも見えます。右側のシャッターが上階への入り口ですね。四角い構成がとてもシンプルで分かりやすい形態をしています。外壁の塗装が剥がれ始めているので、修繕の足場を建てる段階で一度補修を行うべきですね。
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話は変わりますが、欧米では空き家の不法占拠(スクワット)からクリエイティブシティーが出来上がった事例が多々あります。ゴーストタウンにアーティストやゲイのグループが勝手に住み着いて、人の輪が広がりコミュニティが再生し、街が復活する。彼らは街を再生しようなんて気持ちはこれっぽっちもなく、結果的にそうなったのです。大きな視点で語るのではなく、住民の小さな意思が風に乗って舞い降りやがて芽が出てきて豊かな森ができる、そんなイメージです。もちろん不法占拠はダメですよ!

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