風景価値
- 石川 靖
- 2017年11月9日
- 読了時間: 1分
JR横浜線淵野辺駅の東方面にある跨線橋。今現在の写真と差ほど雰囲気は変わらないような気もしますが、ビルタイプの建物が多く目に付きます。走っている車のレトロなデザインが時代を感じさせます。そしてなによりこの写真で気になるのは、汽車が走っていることでしょう。写真の右上部に黒煙が見えますが、横浜線に汽車が走っている風景がとても新鮮です。昔は電車なんて無かったですから、あたり前と言えばあたり前なのですが、見慣れないだけになにか感慨深いものを感じます。やはり風景とは記憶の一部で大事にしなければならない人間の財産だと思います。不動産では資産価値という言葉をよく耳にしますが、風景価値という指標もあって良いですよね。世の中にはいろいろな物差しがありますが、人間の感性や情緒に触れるような指標がこれからは重要な指標として扱われるような気がしています。


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