Art space Kaikas'
- 石川 靖
- 2017年10月24日
- 読了時間: 1分
相模原の住宅街に突如アートギャラリースペースが現れます。古屋を改修しイイ感じに力の抜けた雰囲気がギャラリースペースによく馴染んでいます。JR横浜線沿線には美術系の大学が多く点在しており、現役美大生や卒業生らが主に活動の場として活用しています。ギャラリーの運営者も近隣の美大卒業生で5人のアーティストが持ち寄って各種展示等を開催しています。相模原にはアーティストの制作場所を公開している「Super Open Studio NETWORK」というコレクティブがあり、約110名を超えるとても大きなアーティスト同士のネットワークが組織されています。定期的にイベントを開催しバスツアー、トークショー、ワークショップなども行われアートタウンとして盛り上がり始めています。あまり知られてはいませんが相模原は意外とクリエイティブな人が多く、街の潜在的な価値として注目しています。今現在ある商業や工業を盛り上げることも大事ですが、今ないモノ・コトを呼び込み多様性のある人間が集まることで継続性のある街が育つのではないかという仮説です。小さく始めて大きく育てていくような感覚で相模原の街に帰属していきたいと思います。
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