物件を選ぶ順番
- 石川 靖
- 2017年10月19日
- 読了時間: 1分
西門商店街の一角に借家のアパートがありました。しかもアーケード内に入ったところにあります。商店街内には店舗もしくは店舗+住居の形式が多い中、年季の入ったアパートがありおそらく空き家な雰囲気が漂っていました。空き店舗が並ぶ中で、商店街に住むのは良いことだと思っています。純粋に住人の出入りが発生するので商店街に人が居る状態になります。人通りが増えればそれだけで賑わっているように見えるし、毎日お店の前を通れば買い物をすることもあるでしょう。ただそこのエリアにに住む魅力がないともちろん住民は入居しません。どこに住もうかなーと思ったとき多くの人はまずはエリアから選んで、その次に物件を探すのではないでしょうか。どんなに魅力的な物件だったとしても隣に怖い人が住んでいたり、騒音がうるさかったりすればその物件は選ばないでしょう。つまり物件自体には価値はなく、エリアに価値があることが選ばれる条件なのです。エリアの価値を高めるために利己的な考えは捨てて街に向き合うことがとても大事なことです。


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