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淵野辺商店街

  • 石川 靖
  • 2017年10月17日
  • 読了時間: 1分

かなり昔の写真ですが、どこの写真か分かりますか。この写真は昭和28年の淵野辺駅北口のロータリーから商店街を眺めた風景写真です(記事のタイトルに答えがすでに出てましたね)。現在の街の様子からは想像できませんが、なんとなく面影はありますね。路面は砂利敷きで車のデザインも時代を感じます。右手に見える木造家屋の奥は現在の横浜銀行の場所で、写真の建物も立派な佇まいですね。正面やや左手には今も現役で人気の肉屋のハッピーさんが見えます。この写真を眺めていると街の風景は人の記憶そのものだと気づかされます。人や車は動くので移動すればその場から消えてしまいますが、建物は曳家でもしない限りは動きません。看板も見えますね。樹木もそこに居座り続けます。あとは地面と空が見ます。この写真の風景の物理的な要素は「建物、看板、樹木、道路、空」で構成されていると言ってもいいでしょう。長い年月を時代の変遷とともに風景は変わるものですが、変わらない風景というのも魅力的です。久しぶりに地元に帰ってきたときに「あれ、街が変わったなー」と感じた際、風景のどの要素が変わったのかを調べてみると何か別の発見がありそうですね。

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