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エリアの価値とは

  • 石川 靖
  • 2017年10月3日
  • 読了時間: 2分

シャッター空き店舗はエリアの価値を下げています。価値というのは資産価値もそうですが、エリアが楽しくないので誰も住みたくないしそこで働きたいとも思いません(そもそも働けないですね)。不動産のオーナーである時点で街に対して責任があります。まずは家賃を下げて、若くてアイディアのある事業者を呼び込まなければ何も変わりません。何も変える気がない不動産オーナーならもっと静かな田舎にでも引っ越せば自然環境も豊かですし、商店街にとってもありがたい話です。首都圏の場合景気の後退と共に家賃も連動して下がり新規事業者の出店を募りますが、地方都市の場合は家賃が下がらないケースがよくあります。ただ単に社会情勢に疎いオーナーか過去のバブルの栄光に憑りつかれて家賃を下げることをプライドが許さないようです。しかしエリアの価値が下がると最悪には落書きや放火といた治安の悪化がスラム街へと街は衰退していきます。オーナーなんだから自分の好き勝手にしていいという利己主義は捨てて、パブリックマインドを持った志のある不動産オーナーを啓発しなければなりません。この辺は行政や大学関係者とタッグを組んで進めるのが一番良いと思っています。間違っても補助金なんて与えてはいけません。なんとか民間が自立した形で西門商店街を楽しく盛り上げたいです。

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