新規出店と思ったら、、、
- 石川 靖
- 2017年9月26日
- 読了時間: 2分
少し前に西門商店街のアーケード内の角地にある空き店舗の内装工事が行われていました。2区画揃っての工事です。どんなお店が入るか気になったので工事をしている人に聞いてみたら、「知らない」と。自分が工事しているお店がどんな店になるのか普通気になるだろ、と心の中でツッコミを入れつつオープン日を待ちわびでいました。しかし、いくら待ってもなかなかオープンしません。後日、近隣店舗の人に聞いたらなにやら新規出店は頓挫してしまったようで再び重いシャッターで閉じられていました。工事が入ってたということは、契約も済んでいたでしょうし何か重大なことが起きたのかもしれません。もしくはもっと良い条件の場所が見つかってそちらに流れてしまった可能性もあるでしょう。なにより周りはシャッターだらけですから毎月の家賃の支払いのことを考えると、出店にはなかなか勇気がいると思います。どのような経緯であれとても残念でなりません。面白い人が根付いてくると引力のごとく似たような面白い人が集まって来て、その界隈に新しいコミュニティや文化が生まれてきます。そのためには面白い人たちが入り込める余地を作っておかなければなりません。例えば家賃。若くてアイディアのある人が資金面でのハードルを乗り越えられないが故に、出店を諦めるケースはよく聞きます。まずはアイディアマンたちが支払い可能な家賃設定まで下げなければ面白い人たちは集まりません。もちろん永続的にではなく期限付きで家賃を下げて事業として回り始めたら元の家賃に戻るのでも良いと思います。まずは不動産オーナーの理解がなければ何も始まりません。

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