PRE-HUB
- 石川 靖
- 2017年9月18日
- 読了時間: 2分
前回の記事にさらに続きます。平屋の建物群にあるアンティークショップ「PRE-HUB」。町田にある古物百貨店「ALL TOMORROW'S PARTIES」のセカンドショップとして矢部駅近辺に出店されたそうです。こちらもお店が閉まっていたので外から眺めるだけでしたが、アンティークの雑貨や家具がたくさん置いてあります。月に2日だけ開店するそうなのでよく調べて次回はお店が開いている日に来てみたいですね。「よも食堂」、「花の店 輪」、「PRE-HUB」とお洒落なお店が3つも集合している面白さがあります。おそらく3店舗が同時にここへ出店をされてのではなく、だんだんと似たような事業オーナーさんが集まって来たのだと思います。街が変わるにはまずは志のある不動産オーナーがいなければ何も始まりません。その際に高い家賃設定のままだと資金力のある大手のチェーン店しか出店できず、魅力あるまちづくりは地域にある資源を活用した特色のあるものだとすると、大手のチェーン店では全く不十分です。アイディアのある元気な若い人や家庭内で活躍していた女性たち、退職後の高齢者たちに街に出てきてもらうためにはリーズナブルな家賃設定が必要です。ここの建物群の不動産オーナーは街を愛する気持ちと算盤勘定のできる志があるのでしょう。将来の米軍基地の返還を視野に入れつつ、矢部駅周辺がこれから変わりそうですね。


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